大気の知識

PM2.5・NO₂・オゾンとは何か?数値がいくつなら安全かを解説します

主な大気汚染物質

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PM2.5
微小粒子状物質

直径 2.5マイクロメートル以下の超微細な粒子。髪の毛の約30分の1の細さで、肺の奥深く(肺胞)まで到達します。

発生源 自動車排気・工場排煙・黄砂・野焼き・たばこ煙

健康影響 呼吸器疾患・心疾患のリスク増加。長期曝露は肺がんとも関連。

WHO基準 年平均 5 μg/m³ / 24時間平均 15 μg/m³

💨
PM10
粗大粒子状物質

直径 10マイクロメートル以下の粒子。花粉・砂・ほこり・PM2.5も含む広いカテゴリです。

発生源 黄砂・花粉・道路粉塵・建設現場・農業活動

健康影響 鼻・喉・気管への刺激。喘息やCOPDの悪化を引き起こすことも。

WHO基準 年平均 15 μg/m³ / 24時間平均 45 μg/m³

🏭
NO₂
二酸化窒素

化石燃料の高温燃焼時に発生する赤褐色の気体。光化学スモッグやPM2.5生成の前駆物質でもあります。

発生源 自動車排気・火力発電所・工場・ガスコンロ

健康影響 気道炎症・喘息悪化。高濃度では肺水腫リスクあり。

WHO基準 年平均 10 μg/m³ / 24時間平均 25 μg/m³

☀️
オゾン(O₃)
地表オゾン・光化学スモッグ

成層圏のオゾン層とは別に、地表付近では 大気汚染物質 として機能します。NOₓ・VOCが紫外線と反応して生成。

発生源 自動車・工場の排気(NOx・VOC)が紫外線で光化学反応

健康影響 目・鼻・喉の刺激、肺機能低下。晴れた日中に濃度が上昇しやすい。

WHO基準 8時間平均 100 μg/m³(日本は1時間値 0.06 ppm)

🔥
CO
一酸化炭素

無色・無臭の気体で不完全燃焼により発生します。都市大気中では主に自動車排気が発生源です。

発生源 自動車排気・暖房器具の燃焼不良・野焼き・たばこ

健康影響 血液中のヘモグロビンと結合し酸素運搬を妨げる。高濃度では一酸化炭素中毒。

WHO基準 8時間平均 10 mg/m³(10,000 μg/m³)

安全基準早見表

物質 WHOガイドライン 日本の環境基準 cocoair「良好」判定値
PM2.5 年平均 5 μg/m³
24h平均 15 μg/m³
年平均 15 μg/m³
日平均 35 μg/m³
12 μg/m³
PM10 年平均 15 μg/m³
24h平均 45 μg/m³
日平均 100 μg/m³ 20 μg/m³
NO₂ 年平均 10 μg/m³
24h平均 25 μg/m³
日平均 0.04–0.06 ppm
(≈ 75–113 μg/m³)
40 μg/m³
オゾン 8h平均 100 μg/m³ 1h値 0.06 ppm
(≈ 118 μg/m³)
60 μg/m³
CO 8h平均 10 mg/m³ 8h平均 20 mg/m³
1h平均 10 mg/m³
4,400 μg/m³

※ cocoair の「良好」判定は US AQI 算定基準に準拠した閾値を使用しています。

AQI(大気質指数)スケール

cocoair では主に PM2.5 の濃度から US AQI を算出して表示しています。

AQIレベル目安・行動指針
0 – 50 良好 外出・運動・洗濯物の外干しも問題なし。
51 – 100 普通 一般的に問題なし。敏感な方は長時間屋外活動に注意。
101 – 150 敏感群に注意 子供・高齢者・喘息患者は屋外活動を控えめに。マスク推奨。
151 – 200 健康に悪い 全員に健康影響のリスク。屋外活動を減らし室内干し推奨。
201 – 300 非常に有害 深刻な健康リスク。屋外活動を避け窓を閉める。空気清浄機使用。
301 + 危険 外出厳禁。室内に留まり空気清浄機を最大運転。