「屋外より室内の空気のほうが安全」と思っていませんか?EPA(米国環境保護庁)の研究によると、室内の空気汚染物質濃度は屋外の2〜5倍になることもあります。室内で過ごす時間が長い現代人にとって、室内空気質は重大な健康テーマです。
室内空気汚染は「見えない問題」のため軽視されがちですが、長時間暴露による健康影響は深刻です。
締め切った室内では、建材や家具から出るVOC、調理・喫煙の煙、カビ・ダニ、屋外から侵入したPM2.5などがたまり、汚染物質の濃度が屋外より高くなることがあります。定期的な換気と空気清浄機の併用で改善できます。
目安は1〜2時間に1回、5〜10分程度です。窓を2か所開けて風の通り道をつくると短時間で入れ替わります。PM2.5や花粉が多い日は時間を短くし、空気清浄機を回した状態で行います。
基本的には連続運転が推奨されます。停止すると床などに沈着した粒子が再び舞い上がるためです。適用畳数に余裕のある機種を選び、フィルターを定期的に交換・清掃してください。
湿度を40〜60%に保ち、浴室・押し入れ・クローゼットをこまめに換気します。結露を放置せず拭き取り、家具は壁から数cm離して空気を通すことでカビの発生を抑えられます。