天気アプリや大気質サイトで見かける「AQI」。0〜500の数値が何を意味するのか、AQI50・100・150はどのくらい危険なのか、色分けレベル別の早見表と推奨行動をわかりやすく解説します。
AQI(Air Quality Index、空気質指数)は、大気の汚れ具合を0〜500の数値でひと目でわかるようにした指標です。PM2.5・PM10・オゾン(O₃)・二酸化窒素(NO₂)・二酸化硫黄(SO₂)・一酸化炭素(CO)といった汚染物質の濃度をもとに算出されます。
数値が大きいほど空気が汚れており、健康へのリスクが高くなります。色分け(緑→黄→オレンジ→赤→紫→えんじ)で危険度が直感的にわかるのが特徴です。
| AQI | レベル | 色 | PM2.5目安 | 推奨行動 |
|---|---|---|---|---|
| 0–50 | 良好 | 緑 | 0–12 μg/m³ | 外出・運動に最適 |
| 51–100 | 普通 | 黄 | 12–35 μg/m³ | 敏感な方は長時間の屋外を控えめに |
| 101–150 | 敏感群に注意 | 橙 | 35–55 μg/m³ | 子ども・高齢者・疾患のある方は屋外を控える |
| 151–200 | 健康に悪い | 赤 | 55–150 μg/m³ | 全員が屋外活動を減らす。マスク必須 |
| 201–300 | 非常に有害 | 紫 | 150–250 μg/m³ | 屋外活動を避ける。換気は最小限に |
| 301+ | 危険 | えんじ | 250 μg/m³以上 | 外出厳禁・室内に留まる |
「良好」の上限です。空気はきれいで、誰でも安心して屋外で活動できます。
「普通」の上限です。ほとんどの人は問題ありませんが、喘息や心疾患のある方、子ども・高齢者などは、長時間の激しい屋外運動を控えめにするのが目安です。
「敏感群に注意」の上限です。敏感な方には明確に健康影響が出るレベルで、151を超えると全ての人が影響を受ける可能性があります。マスク着用と屋外活動の抑制をおすすめします。
AQIは各汚染物質の濃度をそれぞれAQI値に換算し、その中で最も高い値をその地点のAQIとして採用します。つまり、PM2.5が低くてもオゾンが高ければ、オゾンの値がAQIになります。
日本では夏にオゾン(光化学オキシダント)、春にPM2.5・黄砂がAQIを押し上げる主因になりやすい傾向があります。